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    <title>うつのひかり</title>
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    <updated>2006-08-13T13:08:58Z</updated>
    <subtitle>うつ病経験者である兄やんが、うつ病を含めた「こころ」の大切さについて考えたり、兄やんの今の活躍や近況などを知ってもらうことで、現在うつ病などのこころの病で苦しんでいる人たちにとって「ひかり」になることで、少しでも良くなってもらおう、という趣旨のブログ</subtitle>
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    <title>うつ病の原因</title>
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    <published>2006-08-12T17:07:29Z</published>
    <updated>2006-08-13T13:08:58Z</updated>
    
    <summary>うつ病の原因については、いろんな本やサイトで書かれていますが、うつ病を経験し、そ...</summary>
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            <category term="うつ病の知識" />
    
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        <![CDATA[<strong>うつ病の原因</strong>については、いろんな本やサイトで書かれていますが、<strong>うつ病</strong>を経験し、そこから立ち直った兄やんから言わせれば、不満というか不十分過ぎると思います。

だいたい兄やんが見て不満に思う本やサイトの情報というのは、それぞれ原因としての１つの側面しか見ておらず、<strong>うつ病</strong>をどうやって治療していき、治った人が社会に復帰できるような、根本解決までビジョンに入ったものではないと感じます。

ということで、そういった情報の不備や間違っている部分を指摘しながら、兄やんの経験＋他のうつ病になった人の意見＋考察を元に紹介していきたいと思います。

この記事の続きは、本日更新しますので、しばらくお待ち下さい。
]]>
        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />



■<strong>うつ病の原因</strong>はストレスや環境の変化だという説

まず、よく言われるこの説を紹介すると、「<strong>うつ病の原因</strong>は、急激な環境の変化などによるストレスが<strong>うつ病の原因</strong>だ」ということなんですが、その環境の変化の一因を紹介したいと思います。

・引越し
・転職
・進学
・就職
・失業
・定年退職
・結婚
・離婚
・出産
・妊娠
・死別
・更年期
・病気
・ケガ

その他、ストレスの多い生活への環境の変化など<br /><br /><br /><br />



【ここから兄やんの意見】
もちろん、これらは<strong>うつ病</strong>が発症するための引き金であったり、最後の１押しであったりはするものの、<strong>うつ病の原因</strong>ではなく、<strong>うつ病</strong>を発症するひとつのきっかけに過ぎません。

<strong>うつ病の根本原因</strong>については、後ほどまとめて紹介しますが、<strong>これらがうつ病の根本原因</strong>と考えるのは、本人にとっても慢性化させるきっかけになりますし、まわりの人が勘違いして、うつ病の当人を苦しめることにもつながります。

これらを紹介する際は、<u><strong>うつ病の原因</strong>（根本原因）ではなく、<strong>うつ病</strong>の症状が出てくるきっかけ、という表現に変えるべき</u>だと兄やんは思います。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />





■<strong>うつ病の原因</strong>は脳内物質の作用によるものという説

この紹介がされる場合は、主に２種類あるのですが、まず１つが<b>「うつ病は気持ちの持ちようだ」</b>という精神論で片付けようとする人への医学的な説明をしようとする場合です。

こういう精神論で片付けてしまう人を説明する場合は、よく<b>「セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、それによってうつ病が引き起こされる」</b>というように、<b>「うつ病は医学的に証明された問題だ」</b>と強調されます。

もうひとつは、<strong>うつ病の原因</strong>は<b>「セロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質の働きが悪くなり、それによってうつ病が引き起こされる」</b>もので、ストレスなどは関係ないという考え方です。<br /><br /><br /><br />



【ここから兄やんの意見】
確かに<strong>うつ病</strong>になると、脳内物質の異常が見られるため、身体的な症状であったり、メンタル面での症状なども、このセロトニンやノルアドレナリンなどの脳内の神経伝達物質が原因で引き起こされるのは、その通りだと思います。

事実、薬による<strong>うつ病</strong>の治療というのは、この異常を薬という外部からの力によって、身体的な症状であったり、メンタル面での症状の緩和をさせることで、あとは<b>自然治癒力</b>を高めることで治していこう、という考えによるものです。

しかし、<strong>うつ病</strong>の場合、この<b>自然治癒力</b>を高める、という他の病気と同じような治療法では、根本的に解決しないケースが多々あります。

例えば、<strong>うつ病</strong>患者が薬による治療によって、身体的な症状であったり、メンタル面での症状が改善され、治ったと思って薬の服用をやめ、社会復帰をはじめたとします。

しかし、その社会環境やまわりの理解がよほど配慮されたものであるか、本人が本当の根本原因に気づき、それを自分で治せた場合でなければ、再発することが多くなります。

また、それが<strong>うつ病</strong>の回復段階において、どの状態にいるのかが分かっていなければ、回復傾向の波のピーク時に社会復帰をして、すぐ状況が悪くなって、また悪くなっていく、というケースも少なくありません。（<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2006/08/post_19.html">うつ病治療　回復に至るまでの壁</a>参照）

よく、薬がないと不安で仕方が無い、という<strong>うつ病</strong>を含めた<strong>うつ病</strong>以外の精神病の患者がＴＶに映し出されることがありますが、そういった人たちの場合、こういったことが原因の１つでもあることを考える必要があると思います。

そういうことを考えれば、<strong>うつ病</strong>は薬で治るということはむやみに言うべきではないと思いますし、その奥にある根本原因まで考えるべきだと思います。<br /><br /><br /><br /><br /><br /><br /><br />





■兄やんの考える<strong>うつ病の原因</strong>に関する一連の流れ

兄やんの考えるうつ病の原因に関する一連の流れを説明すると、下の図にもあるように、

<br /><br />

<img alt="うつ病フロー.gif" src="http://utsu.kimkimniyan.com/%82%A4%82%C2%95a%83t%83%8D%81%5B.gif" width="354" height="499" />

<br /><br />

まず、<b>「蓄積されたストレスやトラウマ的体験」</b>が大前提にあり、なんとかそれに耐え切れていた状態の人に、<b>急激な環境の変化などによるストレス</b>が最後の１押しとなって押し重なり、それに耐え切れなくなって<b>脳内の神経伝達物質の働きの異常</b>が起こり、<strong>うつ病</strong>が発症します。

なので、問題である蓄積されたストレスやトラウマ的体験によるストレス負担を軽減させない限り、再発しやすい状態であり続けることには変わりありません。

薬でできるのは、最後の一押しによってもたらされたストレスで発症した、脳内の神経伝達物質の異常などを抑え、症状を緩和させるという対症療法的なことだけです。

薬では、蓄積されたストレスやトラウマ的体験を解決することはできません。

それを解決するのは、自分自身と真剣に向き合い、自分自身の問題を知り、その問題をひとつひとつ解決させていく必要があるのです。

ただ、自分でできることには限界があるため、優れたカウンセラーなどにその治療の最終段階を手伝ってもらう必要があります。

<strong>うつ病</strong>を何度も再発したり、回復できない人の多くは、この蓄積されたストレスやトラウマ的体験について何も手をつけずに、薬で症状が緩和されたことで「治った（根本的に解決した）」と勘違いをして、また無理をする傾向にあります。<br /><br /><br /><br />




兄やんの考え方によれば、

<b>「長年蓄積されたストレスがうつ病の根本原因なら、若い兄やんのような人間のうつ病発症はどうなるんだ？」</b>

と指摘される人もいるかもしれません。

今、社会で問題視されている<strong>うつ病</strong>というのは、４０〜５０代の<strong>うつ病</strong>の方が圧倒的に数が多いせいで、若年層の<strong>うつ病</strong>に関する問題を指摘する人は非常に少ないです。

これは、少し考えてもらえれば分かってもらえると思いますが、まだ精神的に未熟な頃に、大人と同じだけのストレスにさらされれば、子供にとって大きな負担となります。

今の子供たちというのは、そういう傾向が非常に強く、難しい精神状態である思春期を迎える頃には３０〜４０代の大人くらいのストレスにさらされているような状態の子供もいるくらいです。

実際のストレスの量や強さで言うと、大人に比べれば少ないのですが、子供の頃は体が小さいのと同じように、ストレスに耐えられる力も、ストレスを処理する能力も小さいため、大人がなんとも思わないようなストレスでも、強くのしかかってくるのです。

そういったことから考えても、ストレスというのは人によって負荷の大きい小さいというのは大きく違いますし、<strong>うつ病</strong>を発症するのにも、いろんな年齢があるのも別におかしいことではありません。<br /><br /><br /><br />



また、急激な環境の変化というのも、人によって急激な変化でないように感じる場合がありますが、人によってその変化が急かどうか、というのも同様に個人差があるものだったりします。

つまり、蓄積されたストレスやトラウマ的体験がある中、じわじわとストレスが蓄積されていけば、傍から見れば小さな変化やストレスでも、<strong>うつ病</strong>を発症してしまうのです。

実際問題、現在若者の死亡原因の１位は自殺となっていることを考えても、<strong>うつ病</strong>が大きく関与しているでしょうし、そういった若者は<strong>うつ病</strong>にならない、というようなイメージも影響していると思います。

このことに関しては、また別に機会に詳しく書きたいと思います。
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    <title>うつ病治療　回復に至るまでの壁</title>
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    <published>2006-08-06T11:21:21Z</published>
    <updated>2006-08-06T12:12:35Z</updated>
    
    <summary>うつ病を治療する場合、回復に至るまでにどういった症状になりやすいか？ということや...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病の知識" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        うつ病を治療する場合、回復に至るまでにどういった症状になりやすいか？ということや、うつ病になった本人も周りの人たちも、正しい認識をしていない場合が非常に多いです。

そのせいで、良くなったと思って無理をした結果、さらに悪化してしまい、失意に陥ってしまい、

「自分はもう治らないんではないか？」

と感じるようになってしまい、うつ病が慢性化してしまうことがよくあります。

うつ病は、症状がどん底の状態から上昇に転じるまでの時期がかなり大変ではありますが、そこからの自分自身やまわりの長期的視野を持った理解がなければ、元の鞘（さや）に戻ってしまう傾向にあります。

        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />


<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C.gif"><img alt="うつ病回復.gif" src="http://utsu.kimkimniyan.com/%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C-thumb.gif" width="180" height="257" align="left" /></a>
フツーの病気の場合、左上の図のように、イメージとしては直線的に症状がだんだんと良くなっていくものです。
（図はうつ病の場合と比較するため、単純に表しています）<br /><br /><br /><br /><br />



うつ病の場合、左下の図のように、直線的ではなく、高不調の波を繰り返しながら良くなっていくものなのです。

まわりの人たちだけではなく、うつ病になった本人でさえも、このことを知らない人が結構いて、良くなったと思って無理をした結果、またすぐに悪くなることで、気分が落ち込み、うつ病の回復が遅れたり、長期化、慢性化したりします。<br /><br /><br /><br />




<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C%91j%8AQ.gif"><img alt="うつ病回復阻害.gif" src="http://utsu.kimkimniyan.com/%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C%91j%8AQ-thumb.gif" width="180" height="124" align=left /></a>
うつ病が回復し始めても、このことを知らずに、良くなってきた波の途中で無理し始めると、左の図のように急激に調子が悪くなってしまい、またどん底状態を味わったりすることがあります。<br /><br /><br /><br />



<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/%8A%FA%8A%D4%95%CA%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C.gif"><img alt="期間別うつ病回復.gif" src="http://utsu.kimkimniyan.com/%8A%FA%8A%D4%95%CA%82%A4%82%C2%95a%89%F1%95%9C-thumb.gif" width="180" height="258" align="left" /></a>
また、回復し始めた頃というのは、左上の図ように、治療期間は短く、回復度合いも短いため、あんまり回復しているようには思えない傾向にあります。<br /><br /><br /><br /><br />



逆に、うつ病もある程度回復してくると、波の上下も大きくなり、その感覚も広がってくるようになります。<br /><br /><br /><br /><br />



今回は、図入りで傾向を紹介しましたが、これはあくまで順調に回復したときの図であり、もちろん個人差があるものなので、誰もが同じように回復する、というわけではありません。

基本的にはこういう感じで回復するのですが、回復している最中に、多大なストレスに晒されたり、悪化するような行動（無理をするなど）をしてしまえば、悪化してしまいます。

自分自身がうつ病の人は無理をせず、まわりの人たちも、うつ病の人は良くなったと思っても、そんなにすぐ全回復はしない、ということを分かった上で接するようにしてあげて下さい。

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    <title>うつ病を治療する際に知っておいてほしいこと</title>
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    <published>2006-07-30T13:11:16Z</published>
    <updated>2006-07-30T14:59:51Z</updated>
    
    <summary>うつ病になっている人もそうですし、うつ病になった人をサポートする人（医者も家族も...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病の知識" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        うつ病になっている人もそうですし、うつ病になった人をサポートする人（医者も家族も）たちにぜひ知ってもらいたいことがあります。

まずは、うつ病や精神科、カウンセリングなどに対する間違ったイメージを払拭してもらうこと、ここがはじめの一歩ではないか？と思っています。

ここが間違ったままだと、うつ病の正しい認識をしてもらう段階でアウトですし、精神科に行ったり、カウンセリングを受けようとしなくなってしまい、症状が改善されることは少ないですし、例え一時的に改善されても、またぶり返してきて、逆に慢性化したり悪化してしまいます。

今回は、そうならないために、いくつか知ってもらいたいことがあるので、それを紹介していきたいと思います。
        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />



多くの人が勘違いしがちなのが、

『<strong>うつ病</strong>は薬を中心とした治療でそのほとんどが回復に向かう』

と言われていますが、症状が回復に向かうだけであって、薬だけではうつ病は根本的に治りはしません。

また、精神科や心療内科というのは、薬による治療で治そうとするだけで、基本的には医者にカウンセリングができるような能力がない場合が多いので、兄やんのように、そこまでしてくれるもんだと思って通院する場合（そう思わせる環境が実際あります）、今考えると早くそのことに気づきたかったと思います。

中には、精神科医でありながらカウンセラーの資格も持っていて、うつ病に対する治療に全力を投じる医者も少なからずいますが、まだまだちゃんと理解をもった上でそうしている医者は少数派なのが現状です。

というのも、医者もカウンセラーも信頼関係が必要で、その上での治療、カウンセリングなんです。

カウンセラーでも医者でも、患者とソリが合わなければ回復は見込めないですし、そういった合う合わないによって気軽に医者やカウンセラーを変えられる環境が整っていないという、日本の医療全体の問題もあります。

カウンセリングや精神科医に限らず、セカンドオピニオンをするのもされるもの嫌う医者もまだまだいるくらいですし、患者の話を真剣に聞いて、それを治療に活かそうという試みが、日本ではまだまだ少ないのが現状です。

特に、うつ病になっている人にとって、医者を変えたりカウンセラーを変える、ということを自分の口で言うことが困難な状態にある、ということを前提に病院内、医学会内での連携を持つ必要があります。

中には、カウンセリングや精神科そのものを否定する人がいますが、国がしっかりと取り組んでインフラなどを整えようとしないので、無法地帯と化してしまい、凶悪犯罪などに対する目的なき精神鑑定や、エセカウンセラーなどが出回ってしまい、評判を下げてしまっている、という現状があります。

さらに、高額な医療器具をひとんど必要としない治療法なため、医療器具のおかげで贅沢をしてきた仲間の利権を守るために、国としてカウンセリングや精神科などへの取り組みが少なかったり遅かったりしているのです。

実際には、根性論で水をかけて、その事実はうやむやにされていますが、根性論でうつ病などを否定している人は、そうやって無駄な医療費を払わされている、ということをコレを機に自覚してもらいたいと思います。<br /><br /><br /><br /><br /><br />





また、兄やんが実体験を通して思い知った、根本的にうつ病治療に必要なものは、大きく４つあります。<br /><br /><br /><br />



<b>１．うつ病、精神科、心療内科、カウンセリングに対する間違ったイメージを払拭すること

２．精神科、心療内科を通して、薬によって症状を回復に向かわせること

３．うつ病の回復傾向や、今自分が治療のどの段階にいるのか？という全体像を理解すること

４．カウンセリングによって根本的な原因を探り出し、これから自分自身の考え方やストレスなどをマネージメントする能力をつける</b><br /><br /><br /><br />



うつ病を根本的に治療するには、この４つが必要だと兄やんは考えています。

もっと細かく言えば、家族や職場などのまわりの人間の理解や、社会的な理解なども大前提に必要となってくるのですが、現実的に今現在で、根本的に治療するのに必要なのは、この４つで間違いないと思います。

うつ病を経験した兄やんから言わせれば、うつ病に関する本やサイト、医者の知識などいろいろとありますが、言い方は悪いですが、所詮、頭でっかちな知識でしかないんですね。

もちろん、正しいことを書かれていることも多いですが、根本的に考えてうつ病の人間の立場を考えた本や医者はほとんど存在しておらず、うつ病患者にとっては、違和感のある内容であることが非常に多く、理解してもらってない、と思うことが多々ありました。

そもそも、うつ病患者は、それぞれ事情が違うため、ひとくくりにするのが難しいのですが、実際にうつ病の人の意見を聞き入れることなく、そういった情報が飛び交っている現状にも、うつ病経験者として、違和感を覚えます。<br /><br /><br /><br />



次回は、具体的に治療に至るまでの壁についてお話したいと思います。
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    <title>うつ病の症状について</title>
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    <published>2006-07-23T05:55:40Z</published>
    <updated>2006-07-23T07:20:02Z</updated>
    
    <summary>うつ病の症状には、身体的な症状と精神的な症状とがあるのですが、うつ病の初期段階で...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病の知識" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[うつ病の症状には、身体的な症状と精神的な症状とがあるのですが、うつ病の初期段階でこれを発見するのは、実際問題非常に難しいことです。

特に、<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2006/07/post_18.html">うつ病になりやすい性格の持ち主</a>は、多少の身体的な症状があっても無理をしがちですし、無理をして精神的な症状が続いても、頑張り続けがちです。

もちろん、多少調子が悪くても仕事をしている人はいっぱいいますし、ちょっと調子が悪いからといって仕事を休んでいられるような社会でもないので、普通は無理をするもんだと思います。

ただ、２週間以上調子の悪い状態が続いていたとしたら（仕事のある日）、注意が必要です。なぜなら、うつ病が回復段階に入った時でも、２週間あれば、好不調の波がどっかで入れ替わる、もしくは不調から好調に転じることがあるからです。
]]>
        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />



うつ病になって、症状が改善されない間は、どんどん調子が悪くなっていくので、何か調子が悪いなー、という日が２週間以上続くと、１つの体からのシグナルだと思って下さい。

では、うつ病の症状というものにどういったものがあるのか？というと、次のように分けられます。

■身体的な症状
・不眠、なかなか寝付けない
・頭痛、頭が重い
・めまい、立ちくらみ、目の疲れ
・肩こり、体全体のだるさ、どこかしら体が痛くなる
・食欲が落ちる、胸焼け
・下痢、便秘
・息切れしやすくなる、動悸がする
・性欲低下、生理不順
など

■精神的な症状
・仕事にいきたくなくなる
・集中できずに、簡単なミスが多くなる
・人と会ったりするのがおっくうになる
・毎日毎晩夢を見る（症状が重いと悪夢しか見ない）
・以前好きだったことや趣味が楽しめなくなる
・朝（起きなくてはいけない時間）はつらく、仕事が終わる頃に調子が良くなる
・心身共に疲れを感じやすくなってしまう
・自己嫌悪、自己否定をしてしまいがちになる
・判断力などが鈍り、何を考えてもマイナス思考になってしまう
・自殺願望が出てきたり、死ぬことについてよく考えるようになる
など<br /><br /><br /><br />



もちろんこれだけではありませんし、個人個人の体質や労働条件などによっても症状が強かったり弱かったりすることがあります。

兄やん自身、うつ病だった頃には、膵炎や膵臓がんの症状と同じものが出ていたこともあり、免疫機能などが落ちて、他の病気にかかりやすくなったりもします。

なので、こういった精神的な症状が出ていて、身体的な症状が続くようでしたら、精神科ないし心療内科などの受診をしてみることをおすすめします。

特に女性の場合は、更年期障害とうつ病が重なった場合は判断がつきにくいので、注意が必要になってきます。

男性の場合は、女性に比べて一人で抱え込んでしまいやすいので、精神科や心療内科に行くことに抵抗が強い人が多いようですが、放っておけば悪化しかしませんし、最悪の場合自殺してしまうことになりかねませんので、勇気を持って受診してみて下さい。<br /><br /><br /><br />



自殺する人の多くは男性で、そのほとんどが誰にも悩みを打ち明けられなかったり、カウンセリングや精神科などの専門機関にいかないまま自殺されている方ばかりです。

日本の社会全体が、まだまだうつ病に対する理解や配慮がないのも原因のひとつですが、本来、本人がうつ病について理解した上でちゃんと治療すれば、うつ病は必ず治ります。

もし、まわりの人間でうつ病に対する理解を示さない人がいれば、その人はあなたにとって害のある人なので、付き合いをやめることをオススメします。

なぜなら、少なくともその人はあなたの苦しさを理解しようとせず、自分が正しいと思い込んでいることをあなたに押し付けることで、親切にしてあげたと上からあなたを見下しているような人なのです。

たとえ、「あなたのためを思って言っている」などと言っていたとしても、本当にあなたのことを考えている人ならば、うつ病について知識がなければ勉強し、あなたの気持ちに理解を示してくれるハズです。

あなたがその人にどれだけ世話になっていたとしても、いくらその人を尊敬していたとしても、今、あなたにとってその人は、生命の危険を促進させるだけの存在に過ぎません。

勇気を持って、その人との関係を絶つだけでも、症状はいくらか好転するようになります。人間関係を大切にするうつ病になるような人にとって、こういうことは苦手なことだとは思いますが、命には変えられないので、タイミングを見て勇気を出して言うようにしましょう。<br /><br /><br /><br />



日本の医療制度やうつ病に対する日本の社会全体にも問題はありますが、少しずつでもうつ病に対する理解を深めていってもらえれば幸いです。

次回は、うつ病を治療する際に知っておいてほしいことをお送りします。

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    </content>
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    <title>うつ病はどんな病気か？</title>
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    <published>2006-07-16T02:52:29Z</published>
    <updated>2006-07-23T07:22:45Z</updated>
    
    <summary>うつ病闘病記でも書いてあるように、兄やんは、自分がうつ病になるまではうつ病という...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病の知識" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/cat2/">うつ病闘病記</a>でも書いてあるように、兄やんは、自分がうつ病になるまではうつ病というのが、どういう病気なのかも詳しく知らず、根性論の人間だったので、うつ病に限らず病気は全部気合で治るもんだと本気で思っていました。

もちろん、そういうタイプの人間だったのでうつ病などのこころの病気に対しては、

<b>「そんなもん怠けているだけだ」</b>

とか、

<b>「気合が足りないだけだ」</b>

と、本気で思っていました。
]]>
        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />





兄やんの場合は、たまたま高校時代の友達が、<br /><br /><br /><br />



<b>「うつ病になったみたい・・・」</b><br /><br /><br /><br />



ということで、普段明るい友達の元気がなかった様子とかを見て、うつ病という病気を調べていくうちに、自分自身がだんだんとストレスにさらされながら、うつ病の症状が出ているのに気づき、半信半疑のまま、結果的にうつ病を認めざるを得ない状況になったため、うつ病を理解できるようになりました。
（参考　<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2005/02/post.html">うつ病闘病記　１話</a>）<br /><br /><br /><br />



で、うつ病という病気は、「怠けている」わけでも「気合が足りない」わけでもありません。

亡くなった『<strong>うつ病</strong>』とされた人の脳や脳脊髄液などを調べてみると、健常者に比べて、脳内にある神経伝達物質である<strong>セロトニン</strong>の量が少なくなっていることから、<strong>セロトニン</strong>という物質がうつ病という病気に大きく影響していることがわかると思います。

ただ、セロトニンなどの神経伝達物質が大きく影響していることは分かっているのですが、それ以上の細かい原因などについては、いろんな説があって、意見が分かれているところです。<br /><br /><br /><br />



とはいっても、脳内の神経伝達物質の異常ということで、科学的にうつ病は病気だということが証明されている病気なのです。

広い意味で、脳の病気ということで言えば、痴呆症などの脳の病気と同じとまではいかなくても、近い病気と考えることもできます。

とにかく、科学的な原因はハッキリしている病気だ、ということは分かると思います。

その科学的な現象が起こる前の段階の原因に、<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2006/07/post_18.html">うつ病になりやすい人〜体験談〜</a>で書いたような原因がある、というわけです。

性格やストレスなどの要因がきっかけで、脳内神経伝達物質（セロトニンなど）の異常が起こったために引き起こされる病気が、うつ病と思ってもらえれば分かっていただけるでしょうか？<br /><br /><br /><br />



その上で、<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2006/07/post_21.html">うつ病の症状</a>を知っていってもらえれば・・・、と思います。
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    <title>うつ病になりやすい人〜体験談〜</title>
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    <published>2006-07-09T11:38:26Z</published>
    <updated>2006-08-07T16:56:38Z</updated>
    
    <summary>うつ病という病気が日本では、未だに受け入れられていないだけでなく、理解されていな...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病の知識" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[<strong>うつ病</strong>という病気が日本では、未だに受け入れられていないだけでなく、理解されていない原因のひとつに、性格によって<strong>うつ病</strong>になりやすい人と、<strong>うつ病</strong>になりにくい人がいる、ということが挙げられます。

]]>
        <![CDATA[<br /><br /><br /><br />



■<strong>うつ病</strong>になりやすい人の性格
・まじめな人
・責任感が強い人
・人並み以上の能力がある人
・人間関係でよく気を使う人
・自分を犠牲にしてでも相手や周りを優先する人
・頼まれると断れない人
・周りの目を気にしがちな人
・良心的で律儀な人
・完璧主義な人
・努力家な人
・自分に厳しい人
・いわゆる模範的な人
・人任せにしたりできず、貸しを作りたがらない人
・目的を達成するためには全力を尽くす人
・言いたいことが言えない人

などなど<br /><br /><br /><br />




しかし、うつ病になる要因にはいろんなケースがあり、実際問題として、外的要因によってそういう性格でなくても、そういう状態に陥ることによって、うつ病を引き起こしたりすることがあります。

兄やん個人の見解では、確かにうつ病になりやすい人とうつ病になりにくい人とでは、こういう傾向の人が多く、兄やん自身もうつ病になる前というのは、うつ病になりやすい人の条件にほぼ当てはまっていました。

しかし、兄やんの<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/cat2/">うつ病闘病記</a>を読んでみれば分かるように、発症のきっかけとなった出来事のひとつは、外的要因によって言いたいことが言えなくなったりしたことだったりします。

最近では、うつ病になりやすい人と正反対の人がうつ病になっている例もあるらしいのですが、兄やんがその例の詳細を知らないのと、うつ病の研究の最前線にいる人間ではないので、それについては何とも言えません。

もしかしたら、そういう性格でもうつ病を発症するような外的要因が存在するのかもしれないし、うつ病を装っているだけなのかもしれないし、まだ知られていないうつ病の原因があるのかもしれません。

とにかく、確実に分かっているのは、うつ病になりやすい人で挙げられた性格の持ち主はうつ病になりやすい、ということを把握してもらえれば、と思います。<br /><br /><br /><br />

〜<a href="http://utsu.kimkimniyan.com/2006/07/post_22.html">うつ病はどんな病気か？</a>〜
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    <title>１．「うつ病」との出会い</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=6" title="１．「うつ病」との出会い" />
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    <published>2005-02-17T18:22:47Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:02:49Z</updated>
    
    <summary>某飲食店で店長として働いていた兄やんが、いつものように働いていると、高校時代の友...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病闘病記" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[某飲食店で店長として働いていた兄やんが、いつものように働いていると、高校時代の友人が店にやってきた。

彼女は、バイト先がすぐ近くだったので、何度か兄やんが働く店にも来てくれていた。 彼女とは、高校時代に音楽系のクラブで一緒だったこともあり、一緒にバンドをやったこともあった。

彼女は、割と明るい性格で、すぐに誰とでも仲良くなれるような感じの子だった。 <br /><br /><br /><br />



しかし、その日の彼女は何だか様子がいつもと違った。たまたま客がいなくなり、兄やんと彼女が２人きりになった時に、彼女は元気なくこう言った。

<b>「私、うつ病になってん・・・。」</b>

兄やんは、健康に関しては結構気を使う方だったが、「<strong>うつ病</strong>」というのが、どういう病気なのか分からなかったため、何て言ってあげればいいかが分からなかった。

しかし今思うと、この時の彼女が兄やんに<b>「自分がうつ病だ」</b>ということを告白したということは、何か聞いて欲しい、力になって欲しいと思ってのことであって、それなりの勇気も必要だったんだと思う。

しかし、当時の兄やんには、<strong>うつ病</strong>に対する知識もなければ、兄やん自身が<strong>うつ病</strong>予備軍という状態にあったため（そのこと自体この時はまだ気づいていなかった。）、力になってあげることができなかった。



とりあえず、何か声をかけたんだろうけど、何て言ってあげたかは覚えていない。覚えているのは、<strong>うつ病</strong>って何？と思いながら、いつもと様子の違う彼女にショックを受けていたことだけだった。

そしてその日、仕事が終わり、朝方家に帰ってから、『<strong>うつ病</strong>』についてネットで調べ始めた。それまでの兄やんは、何でもかんでも気合いでことを済ませてきていたせいもあって、『<strong>うつ病</strong>』という病気が理解できなかった。

しかし、彼女がそんな嘘をつくとは思えなかったし、そのネットに書いてあったような症状が彼女にも見受けられたので、こういう病気もあるんだ、ということを認識せざるを得なかった。そして、あるサイトのコンテンツに<strong>うつ病チェック</strong>というものがあったので、一応やってみた。

すると、驚いたことに兄やんの結果は、用意された結果の中で２番目に悪く、最後の方に、一度専門機関で見てもらうように、というようなことが書かれていた。それから、同じサイトにストレスチェックというものがあったので、それをやってみると、今度は一番悪い結果になってしまった。 

それなのにも関わらず、当時の兄やんは、

<b>「オレは精神的にタフだから大丈夫だ」</b>

と、考えてしまい、自分の心が悲鳴を上げていることを認識していたハズにも関わらず、そのまましばらく仕事を続けた。 
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    <title>２．うつ病の自覚</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=7" title="２．うつ病の自覚" />
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    <published>2005-02-16T19:00:17Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:07:34Z</updated>
    
    <summary>あれから１ヶ月近く経った。 体重が５ｋｇほど落ち、なかなか睡眠がとれず、目は疲れ...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病闘病記" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[あれから１ヶ月近く経った。

体重が５ｋｇほど落ち、なかなか睡眠がとれず、目は疲れ、充血し、今まで無縁だった頭痛や肩こりに悩まされ、常に体がだるい状態になり、１食で牛丼を３杯食べるくらいあった食欲がなくなってきていた。

そして、それまで毎日のように好んで飲んでいた酒も、おいしく感じなくなってしまったので飲むのをやめ、体調がずっと悪くなる一方だったので、３週間ほど飲むのを控えていたのに、一向に良くなりそうな兆しもなかった。 <br /><br /><br /><br />



<b>「コレはおかしい！」</b>

起きているほとんどの時間、気合いを使い続けていてたので、さすがにきつくなってきていた。

もちろん栄養ドリンクも結構高いのを飲んだり、薬局などで複数の薬を処方し続けていたが、どの症状も快方に向かうことはなく、悪くなる一方だった。

<b>「もしかしたらうつ病じゃないのか？」</b>

という、弱気なもう一人の兄やんの声とも日々戦っていたが、だんだんと強気な兄やんが押されつつあった。仕事が終わり、家に帰ってもあんまり眠れないので、ネットで<strong>うつ病</strong>について、前よりも詳しく調べるようになった。

すると、認めたくはないけど、見事に<strong>うつ病</strong>の症状と重なっていくのが分かった。そして、恐る恐る、もう一度<strong>うつ病チェック</strong>をしてみると、前より悪くなり、一番悪い結果になってしまっていた。

さすがにもうその時には、自分は<strong>うつ病</strong>だということを認め始めていた。
いや、認めざるを得ない状況にあった。

しかも、

<b>「こんなにしんどいんだから、結構重症じゃないのか？」

「もしかしたらうつ病以外の、もっとひどい病気だったりするんじゃないのか？」</b>

などと、だんだん弱気にさえなってきていた。 <br /><br /><br /><br />



そして、もう耐えられなくなってきたので、近くに心療内科や精神科がないか探し始めるようにもなった。意外と心療内科も精神科も近所にあったので、逆にどこに行こうか、数日迷った。

普段ならすぐに決めて行っているハズなのに、<strong>うつ病</strong>になっているため、決断力が鈍っていたのだろう。

しかし、どんどん症状が悪くなっていくので、最終的にはどこでもいいから早く診てもらおう、と藁をもすがるような精神状況に追い込まれていた。とはいえ、さすがに『精神科』という響きが、自分の中でどうしても抵抗があったため、店の近くにあった心療内科に行くことにした。 

しかし、その病院（クリニック）は、心療内科がメインではなく、内科がメインのところみたいなところだったので、来院した理由を受付で言葉にして言うのが、嫌で躊躇した。

<strong>うつ病</strong>から開放されたいと思ってきたハズだったが、まだ自分の中で『<strong>うつ病</strong>』というものに対する偏見や、誤解があったように思う。<br /><br /><br /><br />



そもそも<strong>うつ病</strong>に対して、偏見を持っていたので、この時のこのクリニックのあまりにも無神経で、乱雑な扱いがとても耐え難かった。そして、１時間ほど待たされたあと（待っている間かなり不安な思いをした）、自分の番がきた。

他の患者とは別の部屋に通され、ネットでやったような<strong>うつ病チェック</strong>と同じ質問もいくつかされたり、今の仕事の話をした。すると、<strong>軽症うつ病</strong>と診断され、

<b>「結論から言えば、今の仕事を辞めるのが一番良い」</b>

と言われた。

確かに今の仕事を辞めた方が良い、っていうのはその通りだと思ってが、そう簡単に言い出せるような相手（オーナー）ではなかったため、複雑な思いだった。それよりも、兄やんはこんなにも苦しんでいるのに、この状態のどこが「軽症」なのかが、どうも納得できなかった。 

しかし、当時の兄やんにはどうすることもできず、そのまま仕事も続け、その日もらった薬を飲み続けることくらいしかできなかった。
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    <title>３．精神科に行く</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=8" title="３．精神科に行く" />
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    <published>2005-02-15T19:18:45Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:14:08Z</updated>
    
    <summary>あれから、追い討ちをかけるように忙しい日々が続き、年末には、一人で店を営業したあ...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病闘病記" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[あれから、追い討ちをかけるように忙しい日々が続き、年末には、一人で店を営業したあと、残業を５時間ほどしなければいけなかったり、自転車の鍵が壊れ、家までの道のりを歩いて（２時間ほど）自転車を担ぎながら帰ることもあった。

年始には、虫歯なのか歯がうずき、２日寝ることができなかったりと、さんざんな日々を過ごした。 

最初に行った病院の薬を飲みはしてみたものの、症状は一向に良くならなかったため、今度は内科メインのような病院ではなく、神経内科などもやっている精神科医に行くことにした。<br /><br /><br /><br />



精神科に対する偏見などはまだあったものの、精神科の方が良い、というのをネットに書いてあるのを見たので、ようやく行く決心をした。しかし、最初行った日は、昼からは予約した人のみの診療だったため、そのまま帰ることになった。

日を改めて、朝からがんばって起き、（<strong>うつ病</strong>の人間が決められた時間に起きるのは非常につらい）診療を受けに行った。 そこは、兄やんがイメージいたような暗〜い感じではなく、普通の病院の待合室と大して変わらなかった。

そして、問診の前に相談員の方との面談があった。そこで、心療内科に行ったことやらいろいろと聞かれ、相談員の方はそれをメモしていた。それが終わってしばらくすると、兄やんの名前が呼ばれた。 

緊張するだけの気持ちの余裕もなく、その医者の問診が始まった。<br /><br /><br /><br />



<b>「一人で来たん？」</b>

と驚きの表情でその医者は言った。

兄やんは、

<b>（そんな簡単に相談できへん病気からひとりで来たんやんけ!!）</b>

と思いながら、力なく

<b>「はい」</b>

とだけ答えた。

そして先ほど、相談員の方がとったメモなどを見ながら問診は進み、その診断結果は

<b>「うつ病ではなくて、睡眠スケジュール障害だよ」</b>

と言われた。

<b>（はぁ？睡眠スケジュール障害て何やねん）</b>

て思っていると、その医者が説明してくれた。

<b>「君の仕事は、深夜まで働き、朝方帰ってくるような仕事のため、その睡眠リズムが君には合わないため、不眠症になっている。また、その店のオーナーが嫌だから、それでストレスがたまっているだけ。」</b>

そういう説明だったが、もちろん納得はできなかった。 

また、その医者は、

<b>「今が一番しんどい時期だから、それを乗り越えたら大丈夫。まあ、その仕事をずっとやって行こう、という気がないんなら辞めたらいいけど、どこでも最初はそうやってしんどいもんだよ」</b>

と、まさかの根性論をつきつけてきた。<br /><br /><br /><br />



基本的に根性論だった兄やんが、こんな風になってしまったから心療内科にも行き、それでも良くならないからこうやって精神科まで来ているのに、こんな根性論で片付けられたのには、さすがに腹が立った。

今考えてもこの精神科医については、ぶっ飛ばしてやりたいくらい腸が煮えくり返る思いだが、日本の<strong>うつ病</strong>などの心の病に対する取り組みの無さが顕著に出た結果とも言える。 

そして、一応薬はもらい、その薬を飲んでいたが、案の定良くなる兆しは見られなかった。
その間、友人などに会う度に

<b>「やつれたなー」</b>

などと言われ、またある人からは、

<b>「そんなになってまでそこで働くのは、無意味だよ。事情を説明して今すぐに辞めるべき」</b>

という言葉を頂いたが、相手であるオーナーが、あの精神科の医者のよりも根性論の強い人間だったのと、その当時、<strong>うつ病</strong>によって心身共に弱りきっていたので、そう簡単に言い出すことはできなかった。 

そして、その精神科でもらった薬がなくなりかけたので、今度は、同じ病院の別の医者のいる日に行ってみることにした。しかし、カルテはそのまま使われているため、その時も<strong>うつ病</strong>の扱いはされないで、「不眠症」扱いだった。

それでも、前の医者よりも理解のある先生で、方針を変えてくれたのが唯一の救いだった。その日は、また別の薬をもらって帰ることになった。<br /><br /><br /><br />



当時兄やんには、正月休みがなかった変わりに、その３週間後くらいに、３，４日休みをもらった。３人中２人には<b>「うつ病ではない」</b>と診断されていたため、<b>（もしかしたらうつ病ではないのかも）</b>と思う部分もあり、<b>（いい気分転換にでもなれば）</b>と思い、心身にムチを打ち、弟と九州に旅行に行った。

本来なら、旅行は一人で行く兄やんなのだが、当時はそんな余裕がなかったので、弟についてきてもらった。

そして、向こうに着いて、久々に酒を飲んだのだが、そんなに飲んでいないのにも関わらず、体がアルコールを受け付けなくなってしまった。翌日、もう一度酒に挑戦しようと、缶チューハイを買い、電車で移動中に飲んでいたのだが、この時に決定的なことが起こってしまった。

まだ１本目で酔ってもいないのに、手から缶がすり抜けてしまい、車内でぶちまけてしまった。その前後にも、階段で足を踏み外したりと、感覚がおかしい状態がずっと続いてしまった。

弟の手前、兄やんもそんな自分の状態に気づかれないように配慮してたのだが、缶チューハイをぶちまけた時は、かなり惨めな思いをした。

それから、九州のいとこの家に立ち寄り、飯を食いに連れて行ってもらったのだが、好物の魚や酒を勧められたのだが、相変わらず食欲もなく、酒もほとんど飲めなかったので、せっかくよくしてくれているいとこと伯父と伯母に、何だか申し訳ない気分になった。 

そして、気分転換のハズの旅も、気分転換どころかますます落ち込んだまま終わり、また仕事をする生活に戻っていった。
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    <title>４．倒れる直前</title>
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    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=9" title="４．倒れる直前" />
    <id>tag:utsu.kimkimniyan.com,2005://2.9</id>
    
    <published>2005-02-14T19:48:07Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:17:18Z</updated>
    
    <summary>旅行中にお金があんまりないことに気付いた。そらそうだろう。 当初、 「ウチは給料...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病闘病記" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[旅行中にお金があんまりないことに気付いた。そらそうだろう。

当初、

<b>「ウチは給料は歩合制だから、売り上げ次第では３０万くらいスグ稼げるようになる」</b>

と言っておきながら、実際は完全に歩合というわけでもなく、メイン商品の売り上げの１割くらいしかもらえず、明らかに搾取されていた。実際の給料は、総支給額が１０万か１１万くらいで、税金や社会保障的なものは一切なしで、そういったことに関して説明すらされなかった。<br /><br /><br /><br />



しかも、仕事が終わるのが朝方なのにも関わらず、気分次第で休みもコロコロ変えられてしまうので、予定なんかも組むことができず、友達と遊ぶこともできなくなった。

一応、予定があれば先に言っておけば休みはとれたのだが、休みが友達と合わないし、時間的にも昼夜逆転しているので、予定を入れることはできなかった。仮に、休みがあったりしても、予定を入れるだけの余裕もなく、ただただ言われるがままに仕事をするロボットのような生活になっていた。

そして、少しでも休みたい貴重な休みの日に、毎月の保険料や税金を払いにいくことになった。

また、体調がすぐれないため、薬局などでいろんな薬を買うのに、月３万くらいかかっていたのと、毎月３万、社会人だということで、家にも金を入れていた。それプラスまかない（とはいっても、半分は払う）代などで、給料はとんでしまい、貯金や自由に使えるだけの余裕もなかった。

さらに、兄やんが仕事を終えて帰ってくるのは朝方で、家族が寝ている中に帰ってくることになってしまっていたので、それも迷惑なことをしている、と思っていたので、<b>（早く家を出て一人暮らしをしよう）</b>と思っていたのに、それだけのお金もなかった。 

仕事内容に関しても、当初は

<b>「いろいろ話し合って決めていこう」</b>

ということで、

<b>「いろいろとその独創的なアイデアを出してくれよな」</b>

と言われていたので、最初の頃はいろいろとアイデアを出したり、意見を言ったりしていたのだが、結局はオーナーの独裁で、違う意見を言うと、兄やんがオーナーの意見に納得したフリをするまで延々と話が続く、という状態だった。

それでも、最初の方は意見を言い続けていたのだが、そのせいで別の店の人を待たせることにもなっていたので、申し訳なく思って折れたり、だんだん自分の体調がおかしくなるに連れ、もうどうでもよくなり、ただ言われるがままやるようになっていた。

お金がないことに気付き、その原因を探り始めることでだんだんと腹が立ってきた。

<b>「もう辞めてやる」</b>

と心の中では、そう思っていたのだが、なかなか言い出すタイミングがないまま日が過ぎていった。

それでも、病院に行ってることや、体調が悪いことを訴えたりはしていたのだが、

<b>「自分自身の体調管理がなっていない」</b>

ということで片付けられた。 <br /><br /><br /><br />



<b>「もう、こうなったら実力行使しかない」</b>

そう思った兄やんは、倒れるまでやってやろう、と決意した。

とはいっても、相変わらずまともに眠れず、頭痛や肩こり、めまい、腰痛、胃痛、下痢、吐き気、耳鳴り、たちくらみなど、だんだんひどくなり、食欲、意欲がなくなり、からだが常にだるく、日に日に服用する薬が増えていき、どう考えても普通は休むべき状況だった。

しかし、直接言うこともできず、遠まわしに言っても感づいてもらえないので、実力行使をすることでしか辞めることはできないだろうと、判断し、倒れれば辞められる、ということだけを心の頼りにして、文字通り、気力のみで動いているような状態だった。

病院でもらった薬のほかに、市販の精神安定の薬、下痢止め薬、胃薬、胃腸薬、強力な栄養ドリンク、オールＰ、頓服、頭痛薬・・・。その数は１０種類以上にまで増えてしまっていた。

いくら市販の薬の副作用が少ないとはいえ、これだけ飲めば危険な気がしないだろうか？しかし、当時の兄やんにはそんなことを考えるような余裕もなく、ただ、なんとかその日１日仕事ができるように飲み続けた。 

そんなことを繰り返しているうちに運命の日はやってきた。
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    <title>５．兄やんチカラツキル</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://utsu.kimkimniyan.com/2005/02/post_4.html" />
    <link rel="service.edit" type="application/atom+xml" href="http://www.kimkimniyan.com/cgi/mt/mt-atom.cgi/weblog/blog_id=2/entry_id=10" title="５．兄やんチカラツキル" />
    <id>tag:utsu.kimkimniyan.com,2005://2.10</id>
    
    <published>2005-02-13T20:07:16Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:20:10Z</updated>
    
    <summary>今日が終われば、明日は休み、その日はそんな日だった。実は、前の日に家を出る前に、...</summary>
    <author>
        <name>naoki</name>
        
    </author>
            <category term="うつ病闘病記" />
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[今日が終われば、明日は休み、その日はそんな日だった。実は、前の日に家を出る前に、猛烈な下痢に襲われて、１時間ほど遅刻していた。その頃には１０分や２０分の遅刻は当たり前になっていて、店に到着し、後は待つだけの状態にした後も、開店までトイレに篭るほど調子も悪い日が続いていた。
 
家を出る前に、下痢になるのは、最近では当たり前になってはいたが、その日は、特にひどかったため、やむなくそういう措置をとることになった。

そしてその日もまた、行く前に下痢に襲われた後に、薬を数種類飲み、栄養ドリンクを買って店に着いた。

いつもなら、着いてすぐ１本飲んで、オールＰを飲み、途中でもう１本飲むところだったが、その日は１本飲んで、それ以上は水さえも飲む気にはなれなかった。

ここ最近は、飯も食わずに薬ばかりを飲み、家を出て、店にきてからまかないを少しだけ食べるようにしていたが、もちろんその日はまかないも食べられるような状態ではなかった。

店を開けてスグ、親が食べにきて、新たな栄養ドリンクの差し入れがあったが、もちろん手をつけられるような状態ではなかった。その日は、一人で営業する日だったのと、今日終われば明日は休みということで、気分的にはマシだったのだが、長いこと来ている常連さんが店にやってきた。

その常連さんは、オーナーとも個人的に交流があるため、オーナーが来ないことを知ると、電話をかけて呼び出し始めた。

<b>「もう、勘弁してくれ・・・」</b>

そう思ったが、もう時すでに遅し、といった感じだった。これでしばらく、気が抜けなくなってしまった。それからオーナーが来るまでの間、気を張り詰めた状態で動き続けていて、座ることができなかったので、立ちくらみがする度に、何かを拾うフリをしながら自分の状態を誤魔化した。

そして、１時間近くして、ようやくオーナーがきて、そこからしばらく居座り続けていた。その間も、立ちくらみを誤魔化し続けたり、吐き気を抑えるために、しきりに水を飲んでいたりしていた。

もうどれくらいの時間がたったか分からないくらいになってから、ようやく帰る準備をし始めた。

<b>「何とか持ちこたえた・・・」</b>

と、精算に入ると、別の常連客が入ってきた。
何かを思う間もなく、次の瞬間、一瞬気を失った。<br /><br /><br /><br />



ハっと気がつくと、

<b>「顔真っ青やないか、大丈夫か？」</b>

とオーナーが駆けつけてきた。
まだ頭がボーっとしていたが、急に吐き気と下痢気味の便意をもよおしたため、

<b>「ちょっとトイレに・・・」</b>

と言って、トイレに駆け込み、フタをした状態の便座に座り、また少しの間気を失った。

どのくらいその状態だったのか、気がつくとオーナーがトイレに近づいてきて、兄やんを呼びかけていた。

とりあえず、

<b>「・・・大丈夫です・・・。」</b>

とだけ返事をして、精一杯元気そうなフリをしてトイレから出てきたのだが、逆にそれが痛々しく映ったようで、しばらくオーナーの車で休ませてもらうことになった。

今回は、気を失うというか、眠ると気を失うの間くらいの感覚で、そのまま休んでいた。

客がひいたのか、しばらくしてから起こされて、店の中に呼ばれ、とりあえずまかないを食え、ということでオーナーがまかないを作ってくれた。その時には、

<b>「これで辞められる」</b>

というような感情もなく、

<b>「今、食えるような状態じゃないのに・・・」</b>

という思いでいっぱいいっぱいだった。

でも、オーナーは休みの日に急に出てきて急に仕事をするハメになってしまい、そんな中、兄やんを心配して、元気付けようと作ってくれたまかないだったので、拒否するわけにもいかず、なんとか１杯分は食べようと努力した。

この辺りから記憶があやふやで、ちゃんとたべきったのか？もう１杯食べたのか覚えていない。気がつくと、またオーナーの車で休んでいて、営業時間が終わっていたので、片付けを少し手伝い、家まで送ってもらった。
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    <title>６．ガス欠状態</title>
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    <published>2005-02-12T20:38:36Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:21:59Z</updated>
    
    <summary>店で倒れてから２ヶ月ほどは、記憶があやふやで部分的にしか思い出せない。この辺りの...</summary>
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        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病闘病記" />
    
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        <![CDATA[店で倒れてから２ヶ月ほどは、記憶があやふやで部分的にしか思い出せない。この辺りの時の出来事と、しばらく休んだ後にもう一度仕事に取り掛かったときの出来事が混同してしまって、記憶がごちゃごちゃになっている・・・。

次の日は休みだったが、病院に行く日だったので無理して病院に行った。病院では、前のまだ良い方の先生の日だったので幾分安心した。そして、昨日仕事中に倒れたことを告げると、薬も変えてくれた。
 
その時はじめて<strong>うつ病の疑い</strong>をもってくれるようにはなっていたけど、まだ断定はされなかった。その日はその後ずっと家でおとなしく休んだ。<br /><br /><br /><br />



次の日、ゆっくり休んだのに、体調は全く回復しておらず、倒れた日と変わらないような体調だった。でも、１日休んだんやから、倒れた日よりは、若干マシな気がしたので仕事には向かった。

途中まで「これで辞められる」という感情がなくなっていたのだが、いつも通り仕事をこなしていくうちに、やはり調子が悪く、また倒れてもおかしくない状態だったので、その日は早退させてもらった。

その日、別の店舗の人から

<b>「倒れるくらいなら、ゆっくり休む方がいいぞ」</b>

とメールをもらった。

このメールをもらった時に、

<b>「あ、これで辞められるかも・・・」</b>

という思いが甦ってきた。<br /><br /><br /><br />



次の日もやはり、調子は悪いままだった。一応店を開けて、何とかやっていたけど、やはりダメだったのでこの日も早退した。次の日、また出勤しようと無理やり起き上がり、準備をしようとすると、いつも通り腹が痛くなってきたのでトイレに入った。

前々から、もう店に行くのがすごく苦になっていたけど、その日の体調も悪く、精神的にも行ける気が全くしなかったので、勇気を出して、休ませてもらうようメールを送った。

こういう場合、電話した方が良かったのかもしれないけど、向こうは寝ている可能性も高いし、当時の兄やんにとって電話をかけるというのは、かなりの重労働だったので、メールにした。

しばらくして大将から

<b>「マシになったら徐々に出てくるようにしたらいい」</b>

とメールが来た。

そのメールの確認後、すぐにメールを送り返し、また布団に入り、ぐったりしていた。もうひとつの店の人に休むことを連絡すると、

<b>「それで良いと思う。ゆっくり休んで万全になってからまたやればいい。」</b>

と励ましのメールが来た。

しかし、あまりにもしんどすぎて、何も考えられるような状況ではなく、布団の中でぐったりしているうちに、浅い眠りについた。
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    <title>７．今までの人生で最悪の状態</title>
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    <published>2005-02-11T20:50:46Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:24:00Z</updated>
    
    <summary>それから２週間ほど店を休んだ・・・。   休み始めた頃は、一日の起きている時間の...</summary>
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        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病闘病記" />
    
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        <![CDATA[それから２週間ほど店を休んだ・・・。
 
休み始めた頃は、一日の起きている時間のほとんどを、布団で横になってぐったりしていた。食事もほとんどできず、何もやる気が起こらず、ＴＶを見るのもしんどい、といった状況で、本を読むことも、ネットにつなぐことも困難な、半寝たきり状態だった。
 
もちろん外に出ることもできず、ただただ布団の中で何もせずぐったりしていた。そして、体を休めようと眠ろうとするも、なかなか眠りにつくこともできず、眠りについたかと思えば、ものすごい悪夢にうなされ、３０分も経たずに目を覚ましていた。

さらに、起きていてもひどい不安感や自殺願望、自分自身の存在の無意味さを感じていた。また、その頃には、何もかもがマイナスに捉えてしまうような状態で、自殺をするまでもなく、もうこのまま死んでしまうのではないだろうか？というくらいひどい状況で、本当にアブナイ精神状態だった。

そんな状態だったため、家族と会話をすることですらおっくうだった。<br /><br /><br /><br />



その最悪の状態の間も毎日、

<b>「今日は体調が悪いので休みます」</b>

といったメールを送り続けていた。

メールを送ることだけでも、ものすごいストレスで、当時の兄やんにとっては苦痛を伴うことだった。出勤する時間になる度に腹が痛くなってきて、ひどい不安に襲われていた。あれだけ<b>（辞めてやる！）</b>と思っていた頃から考えると、ひどい変わりようだった。

とはいっても、当時はそんな自分を振り返ることすらできないくらい、精神的にかなり弱っていた。最初の１週間くらいはそんな感じで、今考えるとよく死なずに乗り切れたなー、と思う。この間は、ほんのちょっと無理しよう、という意欲もなければ、無理なんかできるような状態でもなかった。<br /><br /><br /><br />



１週間ほど経ち、少しずつ家の中を歩けるようになり、外にも出れるようになった。外に出た、といっても家から数歩出るくらいで、まだ近所のスーパーに買い物ができるほどではなかった。

そして、２週間くらい経ったある日、この日も出勤近い時間にトイレの中からオーナーにメールを送ると、いつもとは違った無愛想なメールが返ってきた。

これは完全に怒っている。

そう思った兄やんは、急に落ち着かなくなった。そして、その日一応休んで、次の日にはまだ全然良くなっていないのにも関わらず、無理をおして店に出ることにした。そして、

<b>「今日はちょっと頑張ってみます」</b>

といったメールを送ったのにも関わらず、また無愛想なメールが返ってきた。

そのメールを見て、怒っていることを確信したが、何んで怒っているのかも分からなかったため、さらにストレスにさらされながら、オーナーが来るまでとにかく必死で頑張った。約２週間のブランクがあったため、手際良くこなすことはできなかったが、何とかクレームをつけられない程度にやってのけた。

常連の中には、兄やんが休んでいることを知っている人もいて、気遣ってくれる人もいた。激励してくる人もいたけど、<strong>うつ病</strong>の人間にとっては、それが非常に重たく感じ、苦しかった。それに、激励されてももう戻ってこれるような自信も気持ちもなかったので、正直それも大きなストレスになった。

兄やん自身も自分のことを話さないから悪いのかもしれないけど、当時の兄やんには、

<b>「誰も兄やんの気持ちを理解してくれない」</b>

という考えに陥っていて、仕事中、客がいるのにも関わらず、ひどい孤独感にも襲われた。

そしてしばらくすると、ギブアップ直前の兄やんの前にオーナーが店にやってきた。
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    <title>８．余力と新たな想い</title>
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    <published>2005-02-10T20:51:23Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:25:59Z</updated>
    
    <summary>兄やんの感じた通り、オーナーはあんまり機嫌が良くなかった。風邪をひいたのか、体調...</summary>
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        <name>naoki</name>
        
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    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://utsu.kimkimniyan.com/">
        <![CDATA[兄やんの感じた通り、オーナーはあんまり機嫌が良くなかった。風邪をひいたのか、体調を崩していたようだった。
 
機嫌が悪かったのは、体調を崩していた、ということもあったようだが、やはり他に理由があった。しばらくいろいろ話をしていたが、兄やんの連絡が直前過ぎるために、オーナーの予定も狂う、ということだった。
 
確かに言われてみればその通りだ。<br /><br /><br /><br />
 


でも、兄やんにも言い分はある。ギリギリまで、休むということを伝えるために、何てメールを送ろうか、必死で考えていた（それがすごいストレスでもあった）ために、当時の兄やんには、相手の予定がどうこうなどと考える余裕すらなかった。

しかし、オーナーの言うことももっともだったので、伝えることができない自分の考えと、オーナーの考えとの間で、どうしたらいいのか分からなくなり（当時はそういう部分も鈍っていた）、脳内がパニック状態になってしまった。

そして、交代して帰ろうとすると、オーナーが、

<b>「食ってけよ」</b>

とまかないを作ってくれた。

（ここら辺の記憶が、倒れた日やその直後なのか？あやふやになっていたりします）

おそらくオーナーも、兄やんに早く良くなって戻ってきて欲しい、と思って、オーナーも体調が悪いので休みたい中出してくれたので、全く食欲はなかったが、ご馳走になった。食べ始めたくらいに、もう１杯分作り始めながら、もう１杯食べるように促してきた。

以前なら８倍くらい食っていた兄やんだが、その時は、１杯食べるのが精一杯だった。

おそらくオーナーなりの気遣いでそうしてくれていたのだろうけど、当時の兄やんには、無理やり食べさせられてる感じの方が強く感じた。そして、何とか３杯目は阻止して、無理やり２杯目を口の中に入れ、その日はそのままゆっくりと家に帰った。<br /><br /><br /><br />



次の日、目を覚ますと（途中何度か起きていてもちろん熟睡はしていない）、もう出勤する時間になっていた。休みたい気持ちが強かったが、前の日に直前に連絡することについて注意されていたので、その日はもう店に出るしかなかった。

また、いろんな意味でギリギリの中準備をし、腹が痛いのを下痢止めを飲んでとめ、栄養ドリンクを２本買って店に向かった。その日は着いてすぐに２本飲み、最初からとばしていった。その日はもう倒れた日以上の気合を使いきっていたので、今でもその日のことはあんまり覚えていない。

ただ、オーナーが来る直前に常連さんが来た辺りからは覚えている。そして、また帰ろうとすると、前の日のようにまかないを出してきた。死に物狂いで、何とか２杯目を食べ終わり、常連さんたちからもゲキを飛ばしてもらって、いざ帰ろうと上着を着た時に、オーナーが注文を間違えて違うものを作ってしまった。

そのミスを兄やんのせいにした（冗談っぽく言ってたが、当時の兄やんにとっては、<b>「冗談じゃない」</b>感じだった）後、その常連さんはそれでもいいよ、と言っているのにも関わらず、オーナーは限界の兄やんに間違って作ったものを食べさせた。

客の手前、吐き出すわけにもいかないので、何度もソレを我慢しながらなんとか食べきった。この時に、辞めるということに対して何か突っかかっていたものが取れた気がした。

少なくとも、調子が悪いことを告げていても、こうやって無理を強いられる以上、もうここにいる理由はないし、このまま居続けたら取り返しのつかないことになる。そう確信した兄やんは、力なく店を後にし、ゆっくりと家に帰った。
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    <title>９．また、悪くなる</title>
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    <published>2005-02-09T20:52:32Z</published>
    <updated>2006-08-07T17:29:10Z</updated>
    
    <summary>「また、体調が悪くなったので、しばらく休みます」   次の日、幾分か吹っ切れてい...</summary>
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        <name>naoki</name>
        
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            <category term="うつ病闘病記" />
    
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        <![CDATA[<b>「また、体調が悪くなったので、しばらく休みます」</b>
 
次の日、幾分か吹っ切れていたため、今までメールを送っていたときよりかは、幾分か気がラクだった。そして、もうひとつの店の人にも同じようにメールを送った。<br /><br /><br /><br />
 


しばらくして２人からメールが帰ってきた。オーナーからは、

<b>「わかった、しっかりと治しなさい」</b>

といった内容だった。

もうひとつの店の人は、

<b>「１ヶ月くらいかけてゆっくり治せばいいよ」</b>

と言ってくれたけど、その時にはもう戻ってまた働く気はなかったので、そういった気遣いに応えることができないことを考えれば、少し胸が痛んだ。

いくらか気がラクになったものの、また倒れてスグの時のような体調で、２、３日は家にずっといた。ある程度良くなってから辞めることを伝えようと思い、それからまた２、３日おとなしく家にいた。

その間、メールも送らなかったので、前よりかは、マシになりかけてきた。少し余裕ができたので、久々にパソコンを開いて、今の症状はどういう状態なのか調べ始めた。

そんな矢先に、オーナーからメールが来た。

<b>「そんなに体調がずっと悪いのは、普通とは違うぞ！治す気があるなら病院に行って精密検査を受けて来い！」</b>

といった内容だった。<br /><br /><br /><br />



前々から<strong>うつ病</strong>と診断されたことを、それとなく伝えようとすると、何とも言えん雰囲気で、認めないような態度で、それを強く通せるような空気でもなかったので、兄やんもやせ我慢して、

<b>「うつ病て言われたけど、兄やんにカギってそんなことないと思うんですけどね〜」</b>

と無理をしていた。

すると、それを間に受けたのか、はたまた<strong>うつ病</strong>など認めないのか<b>「そらそうだ」</b>といった態度だった。

だから、まず<strong>うつ病</strong>だから・・・、という説明をする選択肢がなかった。倒れてから精神科に一度行って以来、精神科にも行くことが出来ない状態だったので、家で安静にしていた。ようやく良くなってきた、そんな矢先にそんなメールが来たもんだから、また状態が悪化してきた。

まともにメールを続けていると、余計に悪くなりそうだったので、

<b>「すいません。精密検査をするところを探して行きます」</b>

とだけメールを送った。

そして、良くなりかけていた体調が、また少し悪くなりながらも、急いで精密検査が出来るところを探し始めた。しかし、メールでのストレスと焦り、検査の費用などが高い（保険が適用されない）などといった理由が募り、頭の中がパニック状態になって、さらに症状が悪化してしまった。

それでも、ちゃんと調べていつ行くかとかも決めなくては、またメールが来て何か言われてしまうと思ったので、友達とかにもメールで聞いたりしながら、２〜３日かけて何とか総合検診センターを見つけ当てた。

そして、ネット上で予約のフォームを送ったところ、「現在送信できません」といったような表示が出てしまい、結局電話で予約をしなくてはならなくなってしまった。
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